宝くじ








ある日、街を歩いていたときのこと。

息子
あっ!くじ!やりたい!
指さしたのは宝くじ売り場の看板。
どうやら「くじ」という文字だけを見て反応した様子です。

ママ
ああ、宝くじね。これは大人のくじだからできないんだよ。
ひらがなしか読めない5歳児には「くじ」=「屋台のくじ引き」だったようで…

息子
やだやだ!それならママが買って!
しょうがなく、1枚だけ宝くじを購入することに。

ママ
はい、どうぞ。

息子
わーい!ありがとう!ところでこのくじ、何等が当たったの?
景品どこでもらえるの?

ママ
あ、完全にお祭りのくじ引きと勘違いしてるな…

ママ
これはね、すぐに結果はわからないんだよ。来週になったら結果が出るの。
それにね、当たってもおもちゃじゃなくてお金。でも、すーっごく当たりにくいの。
すると息子、しょんぼり…。

息子
今日は何ももらえないの?こんなくじならしたくなかったなぁ…
完全に「その場で景品が出てくる」くじ引きだと思っていたようです。
ーーー
もちろんその後、当選結果は……
ハズレ!(笑)
宝くじの現実と、子どものくじのイメージってこんなにも違うんだなぁと、しみじみ思ったママなのでした。
※漫画のイラストは、いらすとやを使用して制作しています。
物語は、事実を元にしたオリジナルとなっています。
家族が増えたら保険の見直し♪

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