3. 夫婦喧嘩が減り、家庭の雰囲気が穏やかに
仕事と育児に追われていた頃は、時間にも気持ちにも余裕がなく、ちょっとしたことで夫にイライラをぶつけてしまっていました。
特にストレスの原因だったのが、子どもの急な発熱や体調不良。
「保育園からの電話=また仕事を早退しなければならない」というサイン。毎日スマホが鳴るたびにビクビクしていました。
急なお迎えや病児の看病を担うのは、ほとんど私。
「仕方ないよね、私しか行けないし」と思いながらも、心の中では「なんで私ばっかり…」という不満が少しずつ積もっていきました。
夫は仕事が忙しく、頼れないことも多かったのですが、それでも「自分も同じ親なのに」「私も仕事しているのに私ばかり」というモヤモヤは消えず、それが夫婦喧嘩の主な原因になっていたと思います。

でも、退職してからはそうした負担が激減。
子どもの体調が急変しても、すぐに対応できる自分がいることが安心で、何より「不公平感」を感じることがなくなりました。
結果として、夫との衝突もなくなり、感情をぶつけ合うより「ありがとう」と言い合える回数が増えた気がします。
4. イライラしない自分に戻れた
毎朝の通勤ラッシュ、帰宅後の家事・育児…。
自分でも気づかないうちに、常にイライラしていたと思います。
仕事をしている時間が一番落ち着いているぐらい怒涛の毎日でした。
特に子どもがグズグズ言ったり、なかなか寝なかったりすると、「もう!早くして!」とつい声を荒げてしまうことも。
でも今は、イライラすることがほとんどなくなりました。
もちろん子どもが大変な時もありますが、
「まあ、今日はゆっくり付き合おう」と思えるくらいの心の余裕があります。
ストレスが減ったことで、自分らしい穏やかな母親に戻れたように感じます。

5.「時間」と「心」にゆとりのある生活
退職してから、生活にゆとりが生まれました。
スケジュールに追われる毎日から解放されたことで、「今日やること」「明日やること」をきちんと分けられるようになり、バタバタと過ごす日々から、丁寧に暮らす日々へと少しずつ変わっていきました。
その変化の中で、少しずつ自分の時間も持てるようになりました。
仕事をしていた時には全く考えていませんでしたが、ブログやSNSに興味を持ちはじめて投稿を始めるようになりました。今も楽しく続けられています!
また、幼い頃に習っていたピアノをもう一度始めてみたり、
「産後からずっと気になっていた体型を何とかしたい!」と思い立ってダイエット目的のジム通いもスタート。
もちろん、子育て中心の生活であることに変わりはありませんが、“私自身”の人生も少しずつ楽しめるようになったのが、心からうれしい変化でした。
子どもと一緒に笑いながらも、自分のことも大切にできる。
そんな日々が、今はすごく心地いいです。
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